宅配の荷物が届いて中身を取り出すと、どこからともなくシエルがやってきて、空いた段ボールにすっと入ります。まるで自分の指定席が用意されるのを待っていたかのようです。我が家はネットでの買い物が多いので、段ボールが出る機会もそれなりにあります。猫と段ボールの相性の良さはよく知られていますが、シエルも例にもれず、箱を見つけると入らずにはいられないようです。
Quick Guide
サイズを問わない箱好き
シエルは箱の大きさを選びません。体がゆったり収まる大きめの箱はもちろん、どう見ても小さすぎる箱にも、なんとか体を押し込もうとします。そんなに小さくて入れるの?と、こちらが心配になるくらいです。
大きい箱では中で丸くなってのんびり、小さい箱では前足とお尻がはみ出したまま。それでも本人はいたって満足そうにおさまっています。この「サイズは気にしない」ぶりが、いかにもシエルらしいです。とにかく箱さえあれば入る。それがシエルの変わらないこだわりです。

慎重に確認してから入る性格
おもしろいのは、その入り方です。あれだけ箱が好きなのに、空き箱を前にしてもシエルはいきなりは飛び込みません。
まずは箱のふちに鼻を近づけて、くんくん。次に前足をそっと入れて、底の感触を何度も確かめます。安全だと納得できたのか、そこでようやく、するんと体をすべり込ませます。
無事におさまると、今度はくるりと向きを変えて、箱のふちから顔だけちょこんと出してこちらを見ていることも。その顔がまた、なんとも言えずかわいいのです。
勢いよく突入せず、じっくり見極めてから入る。この慎重さが、見ていて飽きません。
いつもの日常の一コマ
荷物が届くたびに、肝心の中身よりも箱の方が気になってしまうシエル。片付けようとすると、いつの間にか先回りしておさまっているので、なかなか捨てられません。おかげで箱の処分は「シエルが飽きて出ていくまで待つ」のが、すっかり我が家のお約束になっています。


