シエルが我が家に来たのは2025年11月のことです。ブリーダーに問い合わせをしたのが8月で、実際に猫舎を見学したのは10月中旬でした。そこから2度の延期を経て、11月上旬にようやくお迎えにたどり着きました。
今回は、最初の問い合わせからシエルを家に連れて帰ったその日までの経緯を振り返ります。猫をブリーダーから迎えることを検討している方に、少しでも参考になれば幸いです。
Quick Guide
ブリーダー探しの始まり
サイベリアンを飼いたいと思ったきっかけは単純で、「サイベリアン かわいい」で画像検索したらひとめぼれしてしまったからです。ふわふわで大きくて、それでいて凛とした顔立ち——それがサイベリアンとの出会いでした。
品種を決めたあとは、どこから迎えるかを調べました。ペットショップでもサイベリアンを取り扱っているところはあるのですが、せっかく品種を決めたなら、その猫種を専門に育てているブリーダーから迎えたいという気持ちが強くありました。
ブリーダーを探したのはネット検索のみです。「サイベリアン ブリーダー」で調べて、いくつかのサイトや猫の販売プラットフォームを見て回りました。
ブリーダーに決めた理由
ペットショップではなくブリーダーを選んだのは、主に次の3つの理由からです。
- 親猫を見られる:子猫の将来の姿(体格・毛量・性格)の参考になる
- 育った環境を確認できる:猫舎の衛生状態やブリーダーの人柄を直接確認できる
- 猫種のプロに話を聞ける:サイベリアン特有の性質や注意点を教えてもらえる
はじめての猫だったこともあり、「信頼できる人から迎えたい」という気持ちがいちばん強かったかもしれません。

初めての見学(2025年10月)
問い合わせをしたのは2025年8月でしたが、実際に猫舎を見学したのは10月中旬でした。
猫舎に着いてから最初に通されたのは、子猫たちがいる部屋でした。何匹かいる中に、シエルもいました。
初対面のシエルは風邪ひき中だった
最初に目に入ったシエルは、正直なところ他の子に比べてぐったりしていました。くしゃみをしていて、目が少し潤んでいて、ほかの兄弟たちが元気に走り回っている中でひとりじっとしていました。
「風邪をひいていて、今は少し元気がないんです」とブリーダーさんから説明がありました。子猫が猫風邪(猫ヘルペスウイルスや猫カリシウイルスによる呼吸器の感染症)にかかることはめずらしくないとのことでしたが、見ていて心配になったのは本当のことです。
「今は治療中なので、完全に回復してからお迎えしましょう」とブリーダーさんから言われましたが、「この子、ちゃんと元気になるかな」と不安でした。
それでも「この子だ」と思った理由
元気がなかったにもかかわらず、シエルは部屋に入ってきた私のことをじっと見てきました。近寄ってはこないけれど、目は離さない。その目がすごく大きくて、まるくて——なんとなくその子のことが頭に残りました。
かわいかったから、それだけです。理由を言語化しようとすると難しいですが、最終的にはそういうことでした。
帰り道に気持ちが固まり、その日のうちに「シエルを迎えたい」とブリーダーさんに伝えました。当初は2025年10月下旬のお迎えを予定していました。
お迎えが延期になった経緯
ところが、最初のお迎え予定日の前に「まだもう少し待ってください」という連絡が来ました。
風邪とマイクロチップの傷が完治しなかった
延期は2度ありました。
1度目の理由は、見学のときからひいていた風邪がまだ完全に回復していなかったことです。子猫の免疫はまだ発達途中で、治るまで時間がかかることがあると説明を受けました。
2度目の理由は、マイクロチップを埋め込んだ部分の皮膚が、かさぶた状になっていたことです。マイクロチップは法律により販売前に装着が義務づけられていますが(2022年6月施行の改正動物愛護法)、シエルの場合はその部分の皮膚の回復に想定より時間がかかっていました。
どちらも「完全に回復してからお迎えしてほしい」というブリーダーさんの判断でした。準備万端で待っていただけに、延期が重なるたびに気持ちがすっと落ちました。
延期中の複雑な気持ち
グッズはすでに揃えていました。ケージも、トイレも、ごはんの器も。あとはシエルを迎えるだけだったので、「もうひと月待つ」という現実はなかなか受け入れがたかったです。
一方で、体調が万全でない状態で連れてきてしまうよりも、元気になってから来てもらう方がいいとも分かっていました。焦りと安堵が混ざった、複雑な日々でした。
ついにお迎えの日(2025年11月)
11月の初旬に「そろそろ迎えられます」という連絡がきました。
お迎え当日のシエルは、初めて会ったときとは別猫のようでした——あのぐったりした姿が嘘みたいに、元気いっぱいでした。風邪はすっかり治っていて、キャリーバッグに入れる前からそわそわしていて——ブリーダーさんが「うちで一番元気な子ですよ」と笑っていたのが印象的でした。
家に帰ってからしばらくは警戒しているかなと思っていましたが、意外と早く探索を始めて、その日の夜にはもうくつろいでいました。

ブリーダーを選んでよかったこと
今振り返っても、ブリーダーから迎えて正解だったと感じています。
特によかったのは、心配なことをその都度聞ける環境があったことです。延期の理由もきちんと説明してもらえましたし、お迎えしてからも「ごはんを食べない」「くしゃみが多い」というときにすぐ質問できました。
ブリーダーを探す段階から実際のお迎えまで、スムーズにいかないこともたくさんありましたが、今は「シエルでよかった」と思っています。
サイベリアンのブリーダー探しや、お迎えまでの流れが気になる方は、複数のブリーダーのサイトをじっくり比較してみることをおすすめします。
お迎え後のペット保険
シエルをお迎えしてすぐに気になったのが、ペット保険のことでした。
子猫のうちは病気にもかかりやすく(シエル自身も風邪をひいていましたし)、動物病院の診療費は全額自己負担です。万が一のための備えとして、お迎えのタイミングで保険を検討しておくと安心だと感じています。
シエルのその後の成長や日常については、これからも少しずつ記事にしていきます。


